クロックアップ　失敗事例

作成：2002/05/23
最終更新：2002/07/02

　失敗した５台のうち１台は、基板が逝ったとか。これはクロックアップと関係なく、元からへたっていたようです。SIIに修理に出し、基板交換で復活しました。
　もう１台は、工作の精度の問題で、水晶発信器を交換したら復活したそうです。

　３台は、クロックアップ作業後に起動できなくなりました。ハード的には問題なかったものの、システムの再インストールが必要でした。TiPO LINKを使ってシステムをリセットしてやると、復活したそうです。
　今のところ、発生率21.4％…。確率的に最も注意が必要なのが、この事例ですね。ハード的にうまく改造しても、起動できなくなることがあるのですから。
　安全を重視するなら、クロックアップに挑戦するのは、TiPO LINKが必須かもしれません。

　TiPO LINKを使ってシステムの再インストールさえすれば復旧できるので、そう大きな問題ではありませんが、TiPO LINKをどうやって入手するかというのが頭痛の種。TiPOLINKって、レアアイテムですからえねえ。オークションや中古ショップで、気長に探すしかない。知人が持っていればちょっと借…もごもご。

　ということで、前に「自信を持ってお勧めします」なんて書きましたが、やはりいろいろと覚悟は必要なようです。

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